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MAワーク用H.264コーデック(.mp4)の書き出し方法

Premiere ProによるMAワーク用H.264コーデック(.mp4)の書き出し方法についてご紹介いたします。
MA作業で、より安全なフォーマット(1280×720)の書き出し方法をご案内しております。


Premiere Pro 2021以前

映像編集ソフト/Adobe Premiere Pro画面
Adobe Premiere Pro書き出し設定画面
手順 
[書き出し設定] を行います。
形式: H.264

手順 
ビデオを書き出し:チェックを入れる
オーディオを書き出し:チェックを入れる
  • 音素材としてOMF等を別途ご用意いただける場合でも「オーディオを書き出し」にはチェックを入れてください。
手順 
ビデオタブを選択します。
下にスクロールし、[エンコード設定] を行います。
  • 機能等を定義付けている「プロファイル」「レベル」から設定します。
プロファイル:メイン
レベル:3.1

手順 
ビデオタブを上にスクロールし [基本ビデオ設定] を行います。
:1280
高さ:720
  • マスターファイルのフレームレートが30より高い場合、先にフレームレートを半分に変更してからサイズ変更(1280×720)を行って下さい。
フレームレート:マスターファイルに準拠
(例:30、29.97、25、24、23.976)
フィールドオーダー:プログレッシブ
  • スタジオでのビデオ出力はプログレッシブのため、制作マスターがインターレースの場合でもプログレッシブをご選択ください。
  • インターレース解除とは異なります。
最大深度に合わせてレンダリング:任意

手順 
[ビットレート設定] を行います。
ビットレートエンコーディング:CBR
ターゲットビットレート:5Mbps
  • インターネットを介してのデータ受け渡しによる通信負荷軽減の為、低く設定します。
  • 20分以下の動画であれば7~10Mbps程度でも構いません。

手順 
最高レンダリング品質を使用:任意

手順 
オーディオタブを選択します。
設定各種:任意
  • AACの圧縮音声ですので、MIXには適さない音声仕様となります。別途OMF等ご用意ください。
以上でH.264(.mp4)の書き出し設定は完了です。
上記設定にて映像ファイルの書き出しを行ってください。

Premiere Pro 2022以降

映像編集ソフト/Adobe Premiere Pro画面
Adobe Premiere Pro書き出し設定画面
Adobe Premiere Pro書き出し設定画面
映像編集ソフト/Adobe Premiere Pro画面
手順 
[書き出し設定] を行います。
形式: H.264


手順 

[ビデオ] をクリックすると基本ビデオ設定が表示されます。



手順 
[その他] をクリックします。
さらに詳細設定が表示されます。


手順 
下にスクロールし、「プロファイル」「レベル」から設定します。
プロファイル:メイン
レベル:3.1


手順 
上にスクロールし [基本ビデオ設定] を行います。
:1280
高さ:720
  • マスターファイルのフレームレートが30より高い場合、先にフレームレートを半分に変更してからサイズ変更(1280×720)を行って下さい。
フレームレート:マスターファイルに準拠
(例:30、29.97、25、24、23.976)
フィールドオーダー:プログレッシブ
  • スタジオでのビデオ出力はプログレッシブのため、制作マスターがインターレースの場合でもプログレッシブをご選択ください。
  • インターレース解除とは異なります。
  • 赤枠部分は任意


手順 
[ビットレート設定] を行います。
ビットレートエンコーディング:CBR
ターゲットビットレート:5Mbps
  • インターネットを介してのデータ受け渡しによる通信負荷軽減の為、低く設定します。
  • 20分以下の動画であれば7~10Mbps程度でも構いません。


手順 
詳細設定、VRビデオ、その他の項目:任意


手順 
オーディオタブを選択します。
設定各種:任意
  • AACの圧縮音声ですので、MIXには適さない音声仕様となります。別途OMF等ご用意ください。


以上でH.264(.mp4)の書き出し設定は完了です。
上記設定にて映像ファイルの書き出しを行ってください。