ラジオCM素材搬入基準の変更について
2025/2

ラジポスの素材搬入基準が2024年11月より変更となりました。
主な変更点は以下となります。
基準信号 | 不要 |
---|---|
キューポイントチャンク | 不要 |
クレジット音声 | 不要 |
音量基準 | 平均ラウドネス-24.0LKFS |
ノンモン(前後の無音部分) | 0.1秒~0.5秒 |
これにより、基準信号やキューポイントチャンク、クレジット音声が不要となり、ラジオCM制作のワークフローが簡略化され、作業効率の向上が期待される変更内容となっています。
一方で、音量基準やノンモン(前後の無音部分)の設定など、新たに注意を払うべきポイントも加わっております。
例えば、今回の仕様変更により20秒のラジオCMの場合、19秒より短いCMはNGとなります。
そのため、秒数の正確さがこれまで以上に重要となります。
また、ノンモンの無音と判定される音量の基準が-60dBFS以下と設定されたことで、音楽の余韻部分などが無音として認識される可能性があり、意図しない形で仕様を満たさないケースが発生する恐れもあります。
なお、キューポイントチャンクの設定については、ラジポス以外での入稿では一部必要とされる場合もあるようですので、お困りの際はぜひご相談ください。
まとめ
今回のラジポスの新基準は、効率化が期待される一方で、新たに留意すべきポイントもあるような内容となっておりました。
ベストメディアでは、ラジオCM制作におけるナレーター手配、収録、選曲、ミックス、マスタリングをワンストップでご依頼いただけます。
どうぞお気軽にご相談ください。
私たちが全力でサポートさせていただきます。